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2011年5月 6日 (金)

3時にウィスキー

このアルバムを聞きながら、庭の草取りとは、
似つかわしくないようで、意外と合ってたかも。
1991年の作品の再発盤も、
もうすぐ手に入らなくなるだろう。
でも、加藤和彦が制作時に念頭に置いた
中年のための、演歌ではない音楽。
後継者はいそうでいない。
やっぱり文化の違いというものだろうか。
時代が違うのかもしれない。
ロック世代の大人の音楽がなくても、
昔のロックを十分に楽しむことができるわけだし。

安井かずみの書いた詞は、
ほとんど脚注が必要なほど、ブランドのオンパレード。
夢見るように映画を見た青春時代を思い起こさせる。
贅沢は、手に入らなくても、それが
贅沢だと感じることができるだけで、ぜいたくなのだ。

カタログみたいな歌詞だけではない。
たとえば、「ピアノ・BAR」という曲では、

 そこで 君は笑う
 話は 聞こえないけど
 片隅で 僕はひとり
 見えない振りして 見る

とか、2番では、

 偶然のように君は
 僕を見て 不思議そう
 僕は又 意味有りげに
 カルヴァドスを持ち
 誰かを 探すように
 辺りを見回した




これほど短い詞で、
過去にとらわれる男心のみじめさが
残酷なほど見事に描かれた作品があろうか。
いや、あるかもしれないけれど、
加藤和彦の歌と、ニック・デ・カーロのアレンジと、
こういう音楽こそ殿堂入りにしたいものだと思う。

安井かずみを失い20年近く、
サディスティック・ミカ・バンドや
フォーク・クルセダーズの再結成なんか、
ほんとはやりたくなかったのではないか、
とは思いたくないんだけれど。

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