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読みたい本だな

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2011年2月 7日 (月)

レガシー

タイトルの一部である「ゲゲゲ」は、
この本が出版されたあとに流行語大賞にまでなったが、
私たちの世代にとって「レレレ」も「ららら」も、
もうそれだけで漫画に夢中だった子供時代への郷愁で
いっぱいになる。
しかし、本当のすごさは懐かしさだけにあるのではない。
それぞれに「の娘」がついているように、
日本漫画界のいわゆる巨匠のDNAを受け継ぐ愛娘たちによる
作品と作家論でもあるからだ。
それぞれに人生を積み重ね、
父たちの作品を見る目にも愛憎を越えて
客観性と鋭い批評が宿る。
そのうえで、自身の骨身を削り苦労して描かれた作品群が、
いま知名度のわりには読まれていないことや、
後世に残していけるのだろうかという危惧の気持も正直に語られる。
日本のコミックが世界に通用するような文化となったことで、
ただその経済効果だけが注目される現在、
そのルーツである多様な作品の入門書として大いに役立つだろう。

Then and Now :熊日の読書欄「私の三ツ星」に投稿。
これまた落選、掲載されず。
本書の意義をよくぞ400字にまとめたと自賛するが、
ゲゲゲのブームは去ったし、題材のバランスというものが、
編集サイドには求められるだろうから、致し方ない。
負け惜しみではないが(と書くことが負け惜しみだが)
本当によく書けていると思う。

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