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2010年12月 3日 (金)

合志義塾とその時代

12月2日 木曜日

平成22年度合志市市民大学
「合志義塾とその時代」

講師 熊本高等専門学校熊本キャンパス
      共通教育課  伊藤 利明 教授

二人の祖父と、父も合志義塾に通っていたという話だったので、
以前から興味を持っていた合志義塾。
今回本当にいい機会が与えられた。

合志義塾は、
明治25年に合志郡西合志村に創設された私塾で、
昭和25年3月まで、58年間に、6590人の同窓生を
輩出した。
教育勅語の理念のもとに、その実行を目標にしながらも
国の文教政策とは一線を画したユニークな農民教育を行なった。
が、その根本はやせた土地と貧困にあった。
すべて、伊藤教授の資料とお話の受け売りですが。

「合志義塾とその時代」の演題通り、
時代背景や、徳富蘇峰の思想の影響、
横井小楠、熊本洋学校から大江義塾に至る流れ、
高校でも歴史をきちんと勉強しなかった私は
身につまされるところがありました、まったく。

教育勅語というと、
どうも悪いイメージに支配されていたのだが、
伊藤教授がまとめられたものを読むと、
1.親孝行
2.兄弟・姉妹の友愛
3.夫婦の和
4.朋友の信
5.尊敬謙譲
6.博愛
7.勉励修行
8.知能啓発
9.人格の向上
10.公益・社会奉仕
11.遵法
12.義勇
ということで、NHK朝の連続ドラマ「てっぱん」に
描かれるところと、少しも変わるところがない。
基本的にはですね。
ただ、一部を取り出して、悪く言えば都合よく
解釈を広げることも可能ではある。
教育勅語の発布が明治23年なので、
その影響のもと、合志義塾が作られたことは間違いない。
国民を等しく天皇の臣民として位置づけられたことを知り、
天皇のもとで平等な国民になったということに
創設者である工藤左一(当時29歳)
平田一十(同28歳)は感動したと解釈される。

同窓生である石坂繁氏の回顧から
合志義塾創設の動機を整理すると、

・都市と農村の貧富の格差という問題意識
・「道徳と経済の調和」という考え方
・富と徳を兼備する地方中堅人物の養成

まったくいつになっても、同じことが繰り返されている
ということに思い至らざるを得ない。
多少乱暴にまとめれば、
そういう先達に恵まれた地を受け継ぐ私たちは、
それを誇りとすると同時に
その思想をもう一度学び直しつつ、
いまそこにある現実に対応していかなければいけない、
ということになるだろうか。







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