この切なさは...
小泉今日子が、山田詠美の新作『無銭優雅』について書いている。
例によって、本よみうり堂の書評こちらです。
で、少し前に三年坂の蔦屋書店で見かけたときの第一印象が
すこぶる悪かった本書。なぜか?
そうです、装丁です。
あまりに安っぽい。これって、わざとですか?
タイポグラフィも手触りもあまりにチープ(ほめ言葉ではない方)。
やい、幻冬舎、君は何を考えていないんだね?
日本語に「?」はありません。大学で比較文学の小玉先生に習った。
それから、小泉の書評についての批評。
なんだろう、この切なさは。
ぜんぜん「ビバ、40代!」が伝わってこない。
それは、当方の心持のせいだろうか。
日本語に「!」もありません。
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小泉さんの書評、この年齢にならないと
なかなか書けないような内容ですね。
憂いを帯びてる、のも不思議ではないのかな。
「無銭優雅」は読みたいけど、まだ手にしてない。
「風味絶佳」のキャラメルみたいな表紙が、可愛くて好きですが。
ガテン系の男性とのラブストーリー短編集。
映画「ドリームガールズ」は、助演女優賞の彼女ばかり脚光を浴びてますが、
久々のエディ・マーフィにも、注目です。
年を重ねた彼、艶っぽくてなかなかいい。
投稿: ラム | 2007年3月 6日 (火) 16時26分
「ドリームガールズ」、
FMで、ケイティ・ハドソン(だったか)の
歌声を聴いたとき、予備知識なしだったんで、ぶっ飛びました。
こりゃ、シェリル・リンの再来か!?(ご存知?)と思い、出来も良さそうだったので、
見たい映画だったのだが、
アカデミーその他でこれだけ騒がれると、
ちょっとなあ、と。もったいないかなあ。
でも、アルトマンの「今宵、フィッツジェラルド劇場で」を待とう。忙しいし...
投稿: クンタキンヤ | 2007年3月 6日 (火) 21時59分