2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック

untitled

読みたい本だな

  • 読みたい本だな
無料ブログはココログ

« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »

2007年3月の37件の記事

2007年3月31日 (土)

ソメイヨシノだけが美しいわけではない。

0144_1 0146_5 産業道路の桜並木は、
実のなる種類の桜だ。
食べられる実がなったことは
ないようだが。

ゴー・ウエスト


坪内 祐三 / 白水社(2007/02)
Amazonランキング:102550位
Amazonおすすめ度:

タイトルから、ナサニエル・ウエストを連想、手に取ると、
なんと予想通り、「早く来すぎた男、ナセニエル・ウエスト」という章がそこにあった。

ウエストは、往年のアメリカン・ニュー・シネマ・ファンには、
映画『イナゴの日』の原作者として有名、というか、
ジョン・シュレシンジャー監督や、主演のドナルド・サザランド(キーファーの親父)は
知られているが、ウエストは日本では無名のままだろう、多分。

私は、丁度映画公開まもなく、英米文学科に入学したので、
演習で、ウエストの講義を取った。
演目は代表作の一つ『孤独な娘(ミス・ロンリーハート)』、
私的には、しっかり勉強した部類である。

解説に、スコット・フィッツジェラルドの急死の報を受けて、
駆けつける途中、事故死と書いてあったことはしっかり覚えていたが、
30年を経て、それはどうも間違いのようであることがわかった。
メキシコでのハンティングの戻り途、もともと、無謀運転のひとだったらしい。

因みに、
フィッツジェラルドが亡くなったのは、1940年12月21日夕方、
ウエストは、その10数時間後、1940年12月22日午後2時55分。

フィッツジェラルドが彼の恩人であったことは事実だし、
もちろん親交もこれからお互いもっと、深まるところでもあったようだ。

ネイサン・ウエインスタイン、1903年10月8日生まれ。
村上春樹が、彼について書いた文章にはお目にかかったことがないので、
アメリカ文学史上は重要な作家だとしても
少なくとも、村上春樹にとっては評価に値しないのかもしれない。
「村上朝日堂」で質問しようとして、忘れていた事柄です。

クンタキンヤのデタトコ主義

養老孟司先生が中央公論に「鎌倉傘張り日記」というエッセイを連載している。
3月号では「データ主義」というタイトルで、
例えば、こういうことを書いている。

「データの読み込みというのは、それ自体がじつはむずかしい。
だからそこにインチキが付け入る余地が必ずある」

「データは考えていることを確認する材料に過ぎないのであって、
じつは考えのほうが優先するのである」

どこかで誰かが、養老先生の文章の論理立てが
データに基づかない、感想文に過ぎないと書いていたのを
読んだ記憶がある。最近のことだ。
たぶん、それへの反論だろう。
私も養老先生の屁理屈に親近感を持つもので(読めばわかるか)、
氏への批判に不安になっていたのだったのだが、
この文章を読んで、それでいいのだ、とまあ思った次第です。

昨日は、左側の肩こりがあまりにひどいので、
午後、西合志図書館で、雑誌など読んでいたのだが、
男子小学生が、現代農業という雑誌のバックナンバーを
夢中でめくっているのに遭遇。
土作りがどうの、畝の起こし方、プラウがなんたら、と
耕作機械が好きなのかとも思ったが、どうも興味はもっと深いようで、
「これだー」とか言いながら、
図書館の通いバッグ(市内の小学生に無料配布されている)に
何冊か突っ込んで、借りる様子。
思わず、「何年生?」と聞いたら、
「5年生です」と答える。
そういうつもりではなかったが、「変わってるね」と言うと、
「みんなにそういわれます」だと。
「頼もしいね」と感想を述べると、照れくさかったのか、
あっちに行ってしまったが、なんかいいやつに出会ったよ。
友だちになりたいぐらい、であった。

人生はデーヤモンド

3月31日号の週刊ダイヤモンドは、特大号なのだが、
全編これ広告タイアップである。東京は景気いいんだ、という感じ。
カバーストーリーは「リッツカールトン極上の「おもてなし」」。
まるで、ブルータス!

それはそうと、連載の「新・永田町の暗闘」は、政治評論家・鈴木棟一氏の
「今度は天下り斡旋全面禁止 首相が繰り出す選挙戦略」。
これを読むと、新人材バンク構想の概略がよくわかった。
そして腹が立った。

「天下りを「ちゃんと世話してくれる」という安心感が
官僚の統制と勤勉を支えているのだ」
ん?
これは、元官房副長官・石原信雄氏の言葉。
「役人は在職中、誇りを持って国家、国民のために働く。
身分が保障されており、退職後も一定期間、相応の生活ができる。
この期待感が、公正・中立に職務に専心できる支えになっている」
誇りを持って国家、国民のために働くために
公務員という職業を選んだ人ばかりじゃないと思うが、
なったからには、それは当たり前のことじゃないの。
退職したら、ただの人、これもナチュラリイ。

また元行革担当相・太田誠一氏は
「官僚は放り出されたら名誉も所得も失う。社会的に死ねということ。
年金は局長級でも年間300万円程度。これでは体面を維持できない」

官僚の天下りを堂々と支援しているのか、この人たちは、
と思うと、冷静ではいられなくなりませんか。
だいたい、天下りの受け入れ先が特別の見返りを期待・要求することが
問題なのではなかったか。
それに第二の人生は、自分の力で勝ち取るのが当たり前。
なんでそれ専用の人材バンクが必要なの、と私は怒る。
定年後の身の振り方が気になるなら、専門馬鹿に陥らず、
「自分を磨け」に尽きるのではないだろうか。

ついでながら、再就職先が保障されないと、
「一流の人材が中央官庁に集まらない傾向が加速されるのではないか」
という一文もあるのだが、何を基準にそんなことが言われるのかというと、
東大卒が、国家公務員の上級職を目指さなくなっているということなのだ。
東大卒=一流の人材、も完全に間違っているとは言わないが、
よく考えなくても、それはおかしい。

参院選対策で、天下り斡旋全面禁止が打ち出されただけであって、
本気でやろうとはしていないのではないか、という意見が付されている。
むしろそれがテーマなのだが、
公務員にも雇用保険加入を導入することの方が
より現実的な気もするのです。

2007年3月29日 (木)

It's Just Another...

Dscf0138

これも4年位前に、陽美展に出品。
フィルムで撮って普通に焼いた写真が相当数たまっていたので、
こういうふうに構成したら面白かろうと思いついたのはいいが、
もちろんスキャナーも編集の知識もソフトもないし、
セブンイレブンでカラー縮小コピーして、5センチ角にスティック糊で切り貼り。
手間のわりには、満足の行く出来ではなかった。
でも、一部家族の記録にもなったし。

先日、デジタル中野(中野カメラ)のチラシで、
今はSDカードなどから、こういうのをプリントしてくれることを知る。
それで、思い出して、デジカメで作品を撮影。
わかりにくいが、小泉今日子の浴衣姿や、
松たか子のヤマザキパン松橋工場のビルボードとか貴重と思う。

当時コンビニのカラーコピーを、各メーカーで試してみて、
ゼロックスが圧倒的に素晴らしかった。
今はどうなんだろう。

グッジョブ。やはり缶コーヒーに通ず、か?

NHKのドラマをほめるのは、なんだか、
特別のことのようだが、じつは、
あんまり当たり前すぎて面白くない。
NHKのドラマは、スポンサーや視聴率のことを
気にしなくていいので、新しい面白さがあって当たり前なのだ。

じつは、視聴率のことを気にはしているかもしれないが、
それ以上に出来不出来の方が問題になるだろう。
何しろ、受信料を払っているから、
民放みたいなドラマを見せられたら、黙っていない。

しかし、よくしたもので
NHKのスタッフは、民放みたいなドラマが作れないらしい。
良くも悪くも。

遠まわしな前置きが長くなったが、
今週から、夜11時台で始まったドラマ「グッジョブ」、
男性出演者のパッとしなさ加減が驚嘆に値する。
松下奈緒、思ったより好感。背が高すぎるけど。
原作がいいのだろうけど、セリフが生きてる。

「ハケンの品格」に対抗した「正社員」のドラマと思えば、また一興。

2007年3月25日 (日)

「あなたはだれ?」

「晴れ永遠」で、これを読むのを楽しみにしている皆さん、
お待たせしました、第45号です。
「おまたぁ(お待たせの意)」と言うCMで
セレブ(ププッ)の道を歩み始めたのは、
松嶋菜々子である。
「運命の子」の1人、ビヨンセみたいなものだ(どこが?)。

nya---------------------------------------

「あなたはだれ?」

見れば見るほどわからなくなる。
37号で帰って来てたエルメス。37号でも、体がちいさくなった?
ぎんがを避ける? と疑問を呈していたのだが、
今朝の段階では確信に変わっていて、
別ネコとしての認証ほぼ決定であったのである。
まぁ、日興ナントカも上場廃止にならなかったし
(朝日に検証と銘打った記事が載っていたけど、
なんか朝日の保身記事みたいなよくわからない内容だった)、
土壇場で変わることはよくあることじゃ。

体ちいさい、ぎんが避けるの他にも餌残すとことか、
貫禄というかふてぶてしさというかそんなところも違うなと思うのだが、
写真見ると同じなのよね。困っておるところじゃ。
ここはちゃんとしとかないと、ぎんがの時も(今初めて明かせば!)、
最初はセリーヌと付けたし、一転してワルツになったし、
ワルツをボブキャット2号にだぶって付けた後で、ラララぎんがに決めたじゃん! 
まったくいい加減なんだから! 
出来ることならいい加減は避けたいので、ここは慎重に行きたい。
今度、今度の休みこそは家にいて、
この白ネコが来たら庭に出て近づいてみよう。
で、近場からよく観察し、逃げなかったらエルメスだと。
さっさと逃げたら新ネコとして新しい名前をあげよう。
もう決めてあるのだ。
もし、Cradleの映画を撮るとしたらエルメスの役は、もう君
しかいない!ビヨンセだ!

Beyonce

上:夜来ると、さらにジェシーかキスウかという選択肢が加わる。
尻尾が違う・首輪してないで判断する。
下左:37号の明けましてエルメスの時。
下右:14号とか17号のころのエルメス。
ポプラはカメラに驚いて逃げようとしている。
母はカメラを睨みつけている。同じなんだよねぇー。

●このメルマガは、最近休日出勤が続いてろくに家にいない男の庭を中心に
2、3軒のご近所を縄張り・通り道にしているノラ猫(ベネツィアでは自由猫とも、
また最近ではTNR運動がらみで地域ネコとも呼ばれている)達と、
お彼岸前までには庭の木の枝の剪定を
本当はやりたかった男の一方的な交流を綴ったものです。
ご迷惑かもしれませんが、ま、見てやってください。

●不許可無断複製・転送 ◯C 2006-2007 Cradle、yes, you!

ディスカバーJAPAN>2/11/2007・k326

この本のページのあちこちから、
懐かしい歌謡曲、フォークソング、Jポップのヒット曲のメロディーが聞こえてくる。
テレビの歌番組やCMが思い浮かぶ。
日本人の嗜好の変遷、
景気の動向に密着してきた流行歌売り出し戦略の提携先には、
大まかに分けて、企業広告系と放送局系の二つの流れがあり、
レコード業界は映画やドラマ、あるいは広告とのタイアップに支配されてきた。
大衆は踊らされていたのかと感じる人もいるかもしれない。
だがこのタイアップをしたたかに利用して
独自の音楽を作り上げ確固たる地位を築いた、
松任谷由実や山下達郎のような実力あるアーティストを、
結果的には生み出したシステムでもあった。
「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンの歌い文句が「美しい日本と私」であり、
それが川端康成氏の言葉に由来するというようなトリビアを始め、
団塊の世代の皆さんが半生を振り返るよすがとなる読み物になるだろう。

             「タイアップの歌謡史」
             速水健朗著 洋泉社 819円

Then and Now:
平成19年3月25日熊本日日新聞「私の3つ星」掲載。
やっと載りました。揺るぎない自信はあったのだけど、
改めて読むと、ちょっと硬いなあ、小泉今日子の書評、
なんだかんだ言えないッス。
最近、安倍首相の話題が激減しているので、
ちょっとインパクトなくなった「ディスカバー・ジャパン」のエピソード。
ユーミンや山下よりも、大滝詠一や鈴木慶一を引き合いに出したい気もしたけど、
この際世間体を意識しました。
マニアックな本ではないけど、十分楽しめます。
洋泉社らしい誤植や、推敲不足は新書だから目をつぶろう。

因みに、レコード・コレクターズ2007年4月号は、大滝詠一さんの
「NIAGARA CM SPECIAL」の特集。
これについては、ブログ「鳥肌音楽」さんが書いています。


速水 健朗 / 洋泉社(2007/01)
Amazonランキング:77502位
Amazonおすすめ度:
タイトルに『通説』とつけるべき
ありそうでなかったCMソングの歴史の本

2007年3月24日 (土)

資源物JJ

Dscf0130 私の住む熊本県合志市は、菊池環境保全組合に属しています。
ごみ袋はいつからか思い出せない位前から有料です。
ごみの分別に、数年前から「プラスチック類(資源物J)」という区分が出来て、これは慣れるのには少し時間がかかりました。
リサイクル「プラ」マークのついたごみのうち、特定のものを
燃やすごみと区別して収集し、ボイラー燃料に利用するというものです。
来年度から、感熱レシートや酒、ジュースの紙パック、ポリバケツなどが、
この「資源物J」に加わります。

例えば、熊本市の東部環境工場で
ごみ焼却の廃熱を利用して、三山荘の風呂を沸かすのと比べて、
どちらが有効利用かわかりませんが、
分別の意識、減量化に対するインセンティブである有料制に対する理解度、
これはだてに人口が多いだけに熊本市での実現の困難さ、
議会で否決されるわけです。

近隣町との合併がうまく行かない理由の一つに
吸収される町が処分場にされかねないという
潜在的不信感があるという話を聞いたことがあります。

リサイクル野郎!も楽天的になれません。

春の雨はやさしい、はずなのに

「財政破綻の原因は全国どこでも同じ。
組合に支配された革新行政、革新知事・市長による
ばらまき財政がすべての原因だ」

と、北海道知事選で札幌入りした自民党の中川秀直幹事長は
自治労を指弾した。と3月23日熊日朝刊の記事にあった。

ラジオのニュースで聞いたときは、組合攻撃だと気づかなかったのだが、
自治労の肩を持つわけではないが、
ばらまき財政の多くは国からの押し付けであったとも言われている。
だって、地方交付税での補填が保障されなければ、
いくら馬鹿でも、滅多なことはできないし、
自民党に代表される国会議員の方々の
地元への利益誘導が遠因どころか、目的になっていたからではないか。

松岡農水相の問題も、
フィギュアや甲子園や桜の開花にかき消される本格的春が到来。
様々なTPOで、抜きにぬかれた税金が
結局選挙区のお悔やみ電報代になっていたりする。

前にも書いたけれど、選挙戦はその名の通り、
「いくさ」なので、勝たなければならないというのはわかるが、
もう少し自省が求められるもともと頭が悪いとしか思えない
さきほどの中川氏みたいに理想がない人たちの言葉に
動かされる人が……
いたとしても、それは演説のライブ体験みたいな
センセーショナルに弱い人間の性質なのだから
ま、仕方がないか。

それこそ、情動に訴えても効果がない人たちのことを心配するのは、
人類の将来を憂えることでもある。
とはいえ、将来の人類を、現在の尺度で捉えようというのが、
不遜といえばそうなのだけれど。

春は気分の高揚と下降が屈折する星屑で
少し不安定になるが、それも生き物として仕方のないことだろう。

2007年3月22日 (木)

ハ~イ、残念賞

Photo_1 結局、テレビ熊本も、熊本放送も
モニター落選したが、記念品が送ってきた。
左がRKK熊本放送のあるぽ君メモ帳。
右2点はテレビ熊本のフジテレビ系バレーボール応援グッズ、
ウェットティシューと付箋。付箋は絵柄が強すぎて使えない(笑

2007年3月21日 (水)

続・恋って苦しいんだよね

こういうとき、
前のエントリーを修正するにとどめるか、どうか迷うんだが、
新しく書いたのは、アクセスを増やすためではありません。
というと、かえって言い訳がましい?

小泉の書評はこちら

NHK土曜ドラマ「ハゲタカ」が今週でいよいよ最終回。
番組HPにメッセージを送る。

  「先週都合で見れなかったので、
  ビデオに録画してもらっていて、
  本日鑑賞。

  鷲津に(おそらく)弾丸が当たったと思われるシーン。
  私が思い出したのは、
  ロバート・レッドフォード主演の
  映画『華麗なるギャツビー』で
  ギャツビーが撃たれたプールサイドでした」

さよなら!シクスティーズ

サエキ けんぞう / クリタ舎(2007/02)
Amazonランキング:15402位
Amazonおすすめ度:

 









歯科医でロック・ミュージシャンのサエキけんぞう氏の著書『さよなら!セブンティーズ』は、
私にとって、かなり、後悔してもしきれないほどの自責の念に駆り立てられる本である。
千葉と熊本と育った場所が違うということではない。
思い切り、恥知らずにも大胆な行動を取らなかったことに対してである。
もちろん、死にたくなるくらいの馬鹿をやらなかったわけではない。
しかし、少しばかり遠慮していたな。と思うのだ。

 「鈴木ヒロミツの豪放なボーカルを思い出すと、人が「ロックであること」は、
 たった1日だけであってもいいし、一生でもいいし、
 あるいは限定されたある期間だけでも、どれでもいいのではないか?
 と思えるのである」

これは、この本に収録された
先日亡くなった鈴木ヒロミツさんについてのサエキ氏の文章である。
もちろん、亡くなることなんか夢にも思わないで書かれている。
結果的にそういうことになったので、静かだがズシリと重い。
タイトルは「鈴木ヒロミツの温かい手のひら」である。

19日のNHK-FM「ミュージックプラザpartⅡ」で、
つのだ☆ひろさんが、モップスの鈴木ヒロミツさんの特集をやっていた。
いつもああいう声ではあるが、
お終いの方では、少し涙声だったような。

鈴木慶一氏も自身のブログで、哀悼の意を表していたが、
鈴木ヒロミツさんのこと、
「アニマルズのエリック・バードンだ」という認識をみんな持っていたのだろうか。

私が番組で聞いたのは、
「朝まで待てない」これは、阿久悠さんの作詞デビュー作で有名な曲。

「たどりついたらいつも雨降り」吉田拓郎、このころ天才だった(ご無礼!)。

「大江戸冒険譚」つのだ☆ひろ作詞、加藤和彦作曲。ボラン・ブギーを
ちょっと照れくさそうに演奏したという感じ。

「気楽に行こう」モービル石油のCMソング。「車はガソリンで走るのです」の
ナレーションは、加藤和彦だったという話。

「何処へ」この曲は覚えがないが、失くしたものの大きさがよくわかる。
こういう言い方は非礼だが、PANTAにはずっとずっとがんばってほしい。
そういうことを実感する。

ニッポン放送の元社長・亀淵昭信氏が「オールナイトニッポン」の
パーソナリティー(因みにこの言い方は、この番組で初めて使われた)だったころ、
ヒロミツさんは、懐かしのGS特集でゲストに来て、
ほんとうに面白くて、マニア心をくすぐる裏話をたくさんしてくれた。
「日本のロックファンが、「日本のロック」のレコードを買わないから
俺たちはやりたい音楽がやれない」発言(大意)がなされ、
それに怒ったリスナーが、
買いたくなるようなレコード作らないのが悪いんだよと葉書を書いた。
子どものケンカである。
どこで見聞きした話だったか忘れたが、
氏が、ドラマなどのタレント活動に傾斜していったのは、
そういうところに原因があったのではないかと私は思っている。

1月にあと3ヶ月と余命宣告をされて、
誰にも言うなと口止めしたそうだ。
これはつのだ氏が番組で語ったエピソード。
見舞い客の対応などに時間を取られるよりは、
家族と過ごす時間を大事にしたいと
言っていたらしい(モップス元メンバーでもある実弟の幹治氏談・大意)。

私がヒロミツ氏のことをどう思っていたか。
グループサウンズの語り部。
私にとってはそれに尽きる。

2007年3月20日 (火)

親の顔が見たい

Dscf0131
この場合、車止めのプレートもあまり意味がないかも。
うちの息子が、こういうことをするようになるかもしれないと思うと、
気軽に「親の顔が見たい」とは言えない。
妊婦さんが、この車高から、
「よいしょっ」っと降りた可能性は否定できない。
あるいは、昇降機付車椅子とか。

2007年3月18日 (日)

恋って苦しんだよね・・・小泉の書評

読売新聞に掲載される小泉今日子の書評は、
いつもは、「YOMIURI ONLINE 本よみうり堂」で読むのだが、
きょうは、そういうわけで熊本市中央公民館の図書室で読んだ。

永沢光雄さんの『恋って苦しいんだよね』リトルモア1800円について。
もどかしさが、小泉のこころの内を垣間見せてくれる、少し切ない文章だった。

永沢 光雄 / リトルモア(2007/01/26)
Amazonランキング:4772位
Amazonおすすめ度:
僕はきみに守られるために生まれてきたんだ
よぉ!永沢さん。

ジューシーJP

070318_125601 熊本市中央公民館に出かける用があったので、
のどかな白川公園を携帯で撮影。
なんか、ピントがあってないと思ったら、
マクロモードになっておった。
少し時間があったので、図書室で日経を読む。

「乳業大手 果汁飲料1割値上げへ~91年以降初、原料高騰で」の見出しで、

 「オレンジは主力産地の米フロリダ州が
 ハリケーン被害や病害に見舞われているほか、
 最大産地のブラジルでもサトウキビなどへの転作が進み、
 相場下落が見込めないという」

やっぱりここにもバイオエタノール増産の余波が...と言っていいのだろうか。
熱帯雨林を不法に開発して、大豆を栽培しているという話が
読売新聞の特集にあったのだが、時間がなくて読めなかった。

ジューシーJPモーガンは、「ゴング・ショー」のレギュラー審査員。
この記事とは関係ありません。

        航海記初版

ぼくは海に乗り出していた
お気に入り
空軍シャツを着て
ブルージーン船長になったんだ
初めての島々に
目を見張りながら
君のやさしさに包まれる

風がひゅうっと口笛吹いて
飛ばされた
きらきら帽子は―――
青い空をぐんぐんぐん泳ぐんだ
初めての恋人を
流し目 見ながら
ぼくは鳥と甲板そうじさ

ぼくがつながれる格子縞
かわいいよ
ピンクのスカートの――
君はぼくにきをつけの姿勢だ
愛してると言ったら
まばたきしながら
君はいつもうつむいてしまう

風になびけば爽やかな
長い髪
太陽も知らん顔の
午後の日ざしは君のにおいがする
ぼくは海に乗り出していた
お気に入り
空軍シャツを着て
ブルージーン船長になったんだ
                (spring 1972)

この詩は、高校の文集に載せてもらったと思うのだが、
すぐに見つからなかったので、当時の手製詩集から転載。
バーニー・トーピンと
松山猛と
佐藤信の
谷川俊太郎も少し、影響を受けている。
松本隆にまだ出会わず、
井上陽水には負けないと思っていた16歳のころ。

2007年3月17日 (土)

3月7日夕刻、光の森。

Dscf0122_1

41小泉

Dscf0129 小泉今日子が、昨日ひさびさにライブで歌ったらしい。
21日には、例のベスト盤が発売される。
雑誌inRedで、「小泉今日子委員会」という連載が始まっているが、いまひとつ、ピンと来ない。
本人が乗り切れていないのか。
ヤフー動画では、「なんてったってアイドル(k25 Remix)」が見れる。可愛さゆえに思い出は、ちょとイタイ。個人的にそういう気分なのかも。

41歳の彼女と、過去の栄光は別物である。

ちなみに、左のイラストは、彼女の40歳を祝して私が昨年描いたもの。恐れ多くも陽美展に出品した。
タイトルは「少年老い易く学成りがたし~Boy, You're Gonna Carry That Weight」です。

地球依存症

日本経済新聞3月16日付「大機小機」は、
(桃季)という筆名で書かれた、「地球温暖化論議への疑問」である。

地球温暖化の原因は、CO2だけではないのではないかという
そういう学者もたくさんいるので、アメリカは京都議定書を批准していない
というようなことも書いてある。
諸説については、いくつか目にしたことがある。
調べれば、スクラップも見つかるかもしれない。

アル・ゴアの「不都合な真実」が一面の真理であろうとも
どうもそれに乗りたくないなと思う私がいる。
桃季氏も書くように、
地球温暖化をビジネスチャンスと捉えることは悪くはない。
広告代理店大手電通の環境事業は有名だ。
それについては、クール・ビズのときに書いた。
ただし、私の感想であり、取材や調査といった裏があるわけではない。

個人が受ける直感的な印象や、ひっかかり、
そういう「気づき」は、誤解や思い込みであることも多いだろう。
しかし、それを公開できるひとつの場所が、ブログであると思う。

話が逸れたが、桃季氏は
 「本格的にCO2排出量を削減するなら、最も効果的なのは
 原子力発電の稼働率引き上げである」
と主張する。

電力各社の検査データ改ざんのあとに出てきたのは、
志賀原発臨界事故の隠蔽である。
情報公開が進んで来たので、昔に比べて嘘がばれやすくなったのか。
ともかく、今の生活を維持したいなら、
原子力発電に頼らざるを得ない私たちである。
電力需要が急増する夏場を前に
安全性より、電力供給を取ったとの声もある。
「安全性より経済性を優先する経営の論理」と指弾したのは
原子力資料情報室の西尾漠共同代表(3月16日付熊日より)だけど、
何があろうと電力を安定的に送ってもらうことは当たり前のことだと、
信じて疑わない私たち国民の権利意識が、見えない圧力となって
仕事に忠実な人たちに誤った判断をさせたのかもしれないと思う。

2007年3月15日 (木)

ルック・イースト

おおづ図書館で、日経を読んでいたら、
「製パン用イーストの価格上げ」の記事。

 「糖みつを原料とするエタノールの需要が
 ガソリン代替材として世界的に急増しており、
 その影響が製パン材料にも及んだ」

糖みつは、サトウキビから砂糖を作るときの搾りかすで、
イーストの培養に用いるとのこと。
 
見なかったけど、NHKの「クローズアップ現代」では
「世界が過熱バイオ燃料日本は」というのをやっていたようだ。

やむにやむやむ

実際、こういう話題でエントリーしたくないのだが、
やむにやまれず、これを書く私をお赦しください。

昨日は、タフ・ネゴシエーター(強面の戦士)として、
私的には少々持ち上げた松岡某。
聞くところによると、
「水道水を飲んでいる人はほとんどいない」と言ったらしい。
これを聞いて、地元熊本の人たちがどれほど落胆するか、
それを想像する余裕を完全に失くしていたことで、

   いわゆる一つの政治生命は終わった。

あとは、EPA交渉で、討ち死にしてくれればいい。
遅くとも参院選前には、この世から消えていなくなっているだろう。

これは、昨日の時点で書いてもよかったのだが、
ちょっと眠かったので、
冷静さを欠いたらいけないと判断したからです。
でも、結局一緒でした。

2007年3月14日 (水)

TMはトレードマーク

松岡利勝農水相は、事務所費の不正処理で、
敵役の面目躍如といったところの今日この頃です。
熊本県民として恥ずかしいとか、なんとか言っていたのは昔のこと。
もうすっかり慣れましたねえ。

きのう、NHK第一放送で、国会中継を聞いていたら、
松岡大臣の出番がやたら多かったが、
さすが族議員だけあって、農業分野は淀みなく答弁。
中身はステロタイプなのだが、
その落ち着き払った物言いは、
安倍首相も見習った方がいい。

麻生外相は若い者に人気だというが、
どうもシニカルな雰囲気が、この人ではやっぱりまずいと
私なんか思ってしまう。

近づくオーストラリアとのEPA交渉は、
日本の農業にとって、大問題なのだが、
そういう交渉の場では、ナメクジと言われようが何だろうが、
松岡大臣みたいな不敵な輩を役者として配することは
どうも国益みたいに思えてきた。

安倍一座にとっては、
いま松岡氏を切ることになると、
内閣の存在自体が、塩をかけられたナメクジになるので、
それだけの理由で拒否するのだろうが、
私は、タフ・ネゴシエーター(手強い渉外担当)として、
松岡大臣に尽力してもらいたいと思う。
これは皮肉でもなんでもなくて、実際日本の食糧の安全保障を考えると、
一筋縄では行かない難交渉であることは疑いない。

ただ、結果がどう転ぼうと、
最後には松岡利勝に、詰め腹を切らせればいいことなので、
政権にとっては、実に都合のいい人材である。
職責を全うしてもらいたいわけだ。

時系列的に、日豪交渉と安倍政権の終焉とどちらが先か、
駆け比べなのではあるが...

2007年3月13日 (火)

弁解の立ち往生

自民党の山崎拓が、
3月8日の派閥総会で、

 「(日本に謝罪を求める決議案採択に向けた)
 米下院の動きは決して愉快でないが、
 従軍慰安婦なるもの(の存在)は事実だ。
 それが強制によるか、間接的な強制かの議論は
 実は弁解にすぎない」

と言ったことが、3月9日の熊日の片隅にあった。
これは、暗に安倍首相を批判しているのだが、
山拓、なかなかいいこと言うではないか、
というのが、ここだけ読んでの私の見解。

2007年3月11日 (日)

開発と規制。頭痛にノーシン(農振)

熊日では、「くまもと統一選2007」というシリーズを連載している。
3月7日付「一票の行方・地方から⑦ 菊陽町議選」を
町内格差というテーマで、森紀子・元大津支局長が書いている。

光の森周辺と、南部既存地区の格差は広がり、
人口の偏在ばかりでなく、
交通渋滞・事故の危険、保育施設の不足など、
さまざまな問題が表出しているとのこと。
って、当然そういうことだとは、わかっていたのですが、
町社会福祉協議会が本年度600世帯に訪問調査を実施。

 結果を分析した熊本学園大社会福祉学部の
 高林秀明助教授(地域福祉論)は
 「土木費が民生費を上回るなど開発優先の政策を
 長年進めてきた結果、住民の生活満足度は総じて低い。
 まちづくりの方向性を根本から考え直す時期に来ている」と指摘する。

とある。
でも今度の選挙では、定数が2減の18となることもあり、
やはり建設業界の意のままとなるのではないだろうか。
県議選の方も、どうなるのか楽しみなんだけど、
まあ、先はロング・アンド・ワインディング・ロードだろう。
実際の道路は、土木優先のおかげで、真っ直ぐ広くなっているけれどね。
ただ、開発優先が今の菊陽町を作り上げたのだから、
一概に否定は出来ないことです。
が、小中学校の耐震改修だって、やっと始まったばかりなのも現実。

俳優の仕事は自分の夢を虚構の世界で実現させようとすること

平成19年3月6日の熊日夕刊「旬の人言」というコラムに
西田敏行さんのインタビューから引用。
政治に言及しているのは、もともとそういう人なのか、
これまで、特に意識したことがない俳優だったのでわからない。

 「俳優は夢を与える仕事という人がいますが、それは傲慢。
 俳優の仕事は自分の夢を虚構の世界で実現させようとすることで、
 それをお客さんに見ていただき、
 夢を感じることはできないでしょうかというくらいのもの。
〝夢を与える〟という言葉は絶対使いたくないですね」

まだ、59歳だというのを知って驚きました。

ボクと、オカンと、ときどきオトン>2/27/2007・k325

月9に「東京タワー」という話を聞いたとき、
いくらベストセラーのドラマ化とはいえ、なんか勘違いしているのではないかと感じた。
いくら何でも、これまでのトレンディー路線と違いすぎる。
強いて言えば、速水もこみちが主役というところだけが、日の名残である。
私は原作を読んでいないが、初めの頃、展開のあまりの速さに雑な感じがした。
しかしそれは、母が東京に出てきてからの話がメインになるがゆえであった。

テーマはありきたりではあるが「家族の再生」なのだ。
そのことに思い至らず、主演の速水もこみちは視聴率が取れないとか、
そういうところばかり、あげつらうのは非常に寂しい。
確かに倍賞美津子の安定した演技と比べたら、
速水でなければならない理由などないに等しい。
なのだが、彼のしゃべる福岡弁の嫌味のなさは、他では得がたいものである。
九州男児の、ある種いやらしさがない分、
全国的に受け入れられやすい「九州出身者像」と言える。
現実にいそうでいないから、ドラマとして成立するのだ。

香椎由宇がメイクのせいか、生身の女の子に見えたのも初めてのことだ。
なかなかいい。
こちらも実家の母との間に確執がある。
一般的に言って、どんなに普通に見える家庭にも、
大なり小なり親と子の問題はあるものだろう。
それが原作ものとはいえ、男女関係より親子関係を選びとったこのドラマの
ある意味「トレンディー」なところである。
石黒賢は思いも寄らぬ魅力的な役どころ。
泉谷しげるのオトンは、当たり前すぎて面白みに欠ける。
ただ、これから最終回に向けて、さすが、と唸らせられる展開になるかもしれない。
どうも視聴率とスポンサーばかりに目を奪われて、
他にない新しさや面白さを追求する姿勢が
テレビ局にはあまり見られないような気がするのだが、
そうではないところをぜひ番組で見せてほしいものだ。

Then and Now:
これがテレビ熊本のモニター公募用に最後に書いた文章。
そのうち書こうとは思っていたのだが、時間が足りず、800字無駄に使っている、と思う。
映画の方は4月公開。電気館の田中支配人は素晴らしい出来だと、
FM791の森永さんの番組で語っていた。
でも、テレビの方もなかなかのもんよ。
誰もほめないと思うからこそ、私は評価したい(少しだけ)。
香椎由宇は、NHK土曜ドラマ「ハゲタカ」の栗山千明と並んで、
今クールの助演女優賞ものだ、個人的趣味だけど。
区別がつきにくいという意見も(笑

「ともえねこ」

44号でございます。
あと、8本で52号です。
ところで、クンタキンヤ(「タ」と「キ」の間の「・」は、いつのまにかなくなった)の命名のルーツの話。
アレックス・ヘイリー作の「ルーツ」の主人公の先祖が
クンタキンテと呼ばれていたことに因る。
私の本名に語呂が似ていると言うだけの理由。
ところで、この「ルーツ」は流行語にもなって、
これを原作とする連続TVドラマは、最近のヒット作「24」にまで至る、
「きちんと作れば視聴者はついて来る」テレビシリーズのルーツであると私は思う。

Nekotomoe_1

「ともえねこ」

久しぶりにタンゴが来たら、ぎんがも来た。
上から煮干しを投げてやったらはち合わせして、一触即発の状態にある。
尾はどちらも「タヌキの尻尾」状態だ。
上からだとわからないがにらめっこ状態の三角まなこになっているのだろう。
うーん、でも密な冬毛の状態は上からだとよくわかる。
このままぐるぐる回ると面白いな、バターになったりして。
と期待したのだが、シャッターの音が時の氏神になったのか、
はっとこちらを振り返り、さっと別方向に走り去ってしまった。
まぁ、喧嘩になって傷つようなことがなくて良かった。
お互いのメンツもね。
ま、そんな状態。

-----------------------------------------------------

第43号の、新ネコ・ゼームスの名前についての補足情報「大田区の大井町にそういう地名も…」の部分に、品川区在住の読者のN井さんから、下記のコメントをいただきました。
おっしゃる通りです。
訂正して品川区・大田区の皆様にお詫びします。
(えーと、総理大臣。マイホームタウンを愛する気持ちはわざわざ法律で決めなくても、みーんな持っています。さらに生活しやすくする政策を実施することの方にエネルギーを使われたらいかがでしょうか。これは、N井さんのコメントとは関係ありませんでしたね。)
ご本人の了解をいただいて全文を掲載いたします(一部個人名を直してあります)。

---------
こんばんは。N井です。初めてのレスポンスです。
えーと、大田区の大井町という話がありましたが、訂正させてもらいます。品川区です。
京浜東北線の大井町の次の駅(横浜寄り)は大森でこの駅は大田区にありますが、
大井町は品川区になります。
ネコ通信発行人が通っていた某印刷会社ももちろん品川区です。
どこらへんで品川区と大田区の境界があるかですが、
京浜東北線でいうと、モースの貝塚発見の碑のあるあたり
(大森駅の北端から線路沿い北20メートル)は大田区ですが、
そこから100メートルあまり北へ行くと大森貝塚遺跡庭園というのがあって、
これは品川区の公園です。別に大田区に引け目を感じているわけではありませんが、
ここら辺は正確に記述してください。
ついでにいうとお台場という今をときめくデートスポットは対岸(港区か中央区か)ですが、品川には台場小学校という歴史ある学校もあります。

●このメルマガは、また、本文が短い!というコメントが来るだろうな
と別に心配はしていないが…な男の庭を中心に
2、3軒のご近所を縄張り・通り道にしているノラ猫(ベネツィアでは自由猫とも、
また最近ではTNR運動がらみで地域ネコとも呼ばれている)達
と、花粉症がひどい状態な男の一方的な交流を綴ったものです。
ご迷惑かもしれませんが、ま、見てやってください。

●不許可無断複製・転送 ◯C 2006-2007 Cradle、yes, you!

誰かが風の中で>2/27/2007・k324

どこかで誰かが書いていた。
篠原涼子演ずる大前春子は、木枯し紋次郎であると。
先週の回で、いつもの店で彼女が傾けるワインのボトルに
「MONJIRO」のラベル。この遊び心。

労働市場の自由化というか、不況時の企業生存競争の結果と言うべきか、
今や派遣社員抜きでは日本経済が成り立たない。
そういう時代の象徴である女性が出てくるドラマがなかったわけではない。
この番組についても、派遣の女性たちにエールを送っている、
元気をもらったという人もいれば、実態がわかっていない、描かれていないという
相反する意見があるが、私はどちらかと言えば前者である。

特殊技能・資格をいくつも持って、
時給3000円の派遣社員がいるという設定自体が超現実的な、
たかがコメディードラマではないですか。
肩の力を抜いて楽しむ余裕がほしい。

小泉孝太郎、大泉洋(名前がすでに名コンビ)の2人は、
主役にしてはちょっと線が細いが逆に憎めない。
彼らの良い所は、自分に正直なところだ。
会社のためというより、自分が生き残ることに執心するのは当たり前のことだ。
ただ何ものにもとらわれず、職務に忠実なだけのヒロイン大前を見ていると、
言い知れぬ不安が心をよぎるのだ。
足もとを脅かされるというか、間違っているのはひょっとしたら、
自分たち正社員と呼ばれる人種なのかもしれない。
だが、日本のテレビドラマは3ヶ月で終わるから、
何でもありなんだよと言いたげなのは脚本家の中園ミホなのではなかろうか。

加藤あいのイノセントぶりは嫌みではない。
しかし、松方弘樹、小松政夫の存在感が今ひとつ希薄なのは
全体のバランスからすると仕方ないか。
だが、何と言っても一番の引っかかりは篠原涼子である。
悪くはないんだけれど、サムシングに欠ける。
なかなかむずかしいものである。

Then and Now:いま気づいた。
木枯し紋次郎の主題歌に「お前は待っていてくれる」という歌詞が確かあったな。
おそらく、大前春子の名字はこの「お前」から来ているのだろう。
そして春だ。なんと心憎い。
でもそうすると、婉曲にauに導いていないか?
この文章は、(フジ系)テレビ熊本のモニター募集のために書いた。
のだが、この番組、(日テレ系)熊本県民テレビだったのよねえ。

2007年3月10日 (土)

グレート「華麗なる一族」>2/12/2007・k323

賛否両論のあるドラマだ。
視聴率が最初から約束されたドラマを見るのは、
あらかじめ粗捜しが目的のようなものだが、
日曜劇場からのつきあいも古いし、
時間帯的には他に特に見たいという番組があるわけではないし。

予備知識なしに見た第1回目。路面電車までCGではなく登場させた贅沢さに
これはすごいと思ったのだが、
音楽の必要以上の盛り上げ方に正直不快感を覚えた。
第1回めにして最早最終回か、というハッタリ。
画質ばかりでなく、音質も格段に良くなってきている昨今のドラマ、
逆に無神経に過剰な音楽が増えた。
たとえば、映画と比較して下位にあるメディアだと、
テレビドラマのことを見なす差別意識が私にあるのかもしれないが、
たかが劇伴である。

先日、熊本日日新聞の「テレビふぁいる」というコラムで
高橋秀実氏が、木村拓哉の存在感の軽さを指摘していたが、
ほめられたものではないにせよ、
木村の演技がすべてを台無しにしているということはないと思う。
ただ、何かが違うのだ。
この違和感を見極めるために、私はこのドラマを
見続けていると言ってもいいくらいである。

原作ではテレビと違い、父親万俵大介が主人公だという。
昭和40年代の経済成長期、鉄鋼業界と金融再編、政官財の癒着、
時代背景として面白くないはずがないのに、
どうしてこうも盛り上がらないのだろう。
出演者の演技力不足だろうか。
確かに西田敏行の大臣役は存在感があった。
それに対して、北大路欣也は仮面をかぶりっぱなしで、
生身の人間としての醜さが伝わらない。

そうなると、鈴木京香扮する愛人を主人公だと考えた方がすっきりする。
だが、キャラクター造形では、女優としての魅力もあって高得点の彼女だが、
母性を思い起こす第5回では、残念ながら
演出の弱点がさらけ出されてしまった。
3月いっぱいで終了予定なのだろうか。
粗筋を追うのに忙しく、人間関係の機微、愛憎を
掘り下げるまでに至らないことが最大の問題かもしれない。

スポンサーは、トヨタ、アサヒビール、花王などそうそうたるメンバーだ。
トヨタなど史上空前の利益をこういうところに使うしか他にないのかと思う。
このドラマで描かれるように、
日本経済の主役は移りゆくものだ。
これらの提供各社も、おそらく頂点を迎えていると思われる。
だから、ドラマの描き方にどうしても配慮がなされるのだろう。

企業ドラマとしての面白さを追求できないから、
立派な調度品に囲まれて、
人形の家のような演技しか期待されていない。
もともと話題性で視聴者を引きつけることだけが目的で作られたのだろう。
簡単に言うと番組全体がCMタイムであるということで、
何もテレビドラマ史上に残るような優れた作品を作ることが
主眼ではないということなのかもしれない。

Then and Now:熊本放送の番組モニター募集に際して書いた文章。
まだ結果通知はない。不採用なら、何も言ってこないのか。
普段500字程度にしか慣れていないので、1200字は結構でかい。
連続ドラマについて書くのは、実はむずかしい。
回を追うごとに、予想外に面白くなる場合もあるし、その逆で
鮮度が落ちてくるものもある。
過去にドラマについて書いた文章もあるが、
いま読み返すと、肝心のドラマのことをほとんど思い出せない。
それって、実に寂しいことだ。
私の記憶力の問題なのかもしれないがね。

ちなみに「グレート」を「華麗なる」と訳したのは、
スコット・F・フィツジェラルドの「華麗なるギャツビー」。
村上春樹訳は「グレート・ギャツビー」そのまま。
映画版のギャツビーの主人公は、ロバート・レッドフォードだったけれど、
その少し後、ジョージ・ロイ・ヒル監督で『華麗なるヒコーキ野郎』という作品の
主役も彼が務めている。スーザン・サランドンもこの映画に出ていたころは、
ほとんど無名に近かったので、
曲乗り複葉機の翼から転落死という可哀想な役どころ。
原題は、『ザ・グレート・ウォルド・ペッパー』でした。

2007年3月 8日 (木)

発見!「ハケンの品格」

TVドラマ「ハケンの品格」は、優れたドラマである。
中園ミホの脚本は素晴らしく練られていて、隙がない。
ところで、私は中島美嘉の甘えすぎたみたいな唱法が好きではないのだが、
今回このドラマの主題歌のタイトル「見えない星」には笑ってしまった。

誰の発案か知らないが、もちろんこれは、
中島みゆきの「地上の星」のパロディーですね。

2007年3月 6日 (火)

削られた副題


筒井 ともみ / 新潮社(2007/02)
Amazonランキング:41595位
Amazonおすすめ度:


単行本で出たとき、小泉今日子が紹介文を書いていたので、
気になって読もうと思っていたのだが、
ついにこれまで読まずに来てしまった。

で、今回新潮文庫に収録。
なんとお、解説を篠原・オーマエ・涼子が書いている。
ゴーーーージャス!

彼女はその昔、東京パフォーマンスドールで売り出し中、
漢字が読めない書けないあほキャラで、バラエティで人気を博したのだが、
実はちゃんとした文章が書けるひとだったのだ。
勉強したのか。
ただ、あまり本は読まないと白状している(脚本は別)。
この解説、結構長いので、これに100円くらい払う感じ(立ち読みしたのですが)。
おそらく、彼女のことを憎からず思う人にとっては、それだけの価値もある。
というわけで、お薦めです。
ついでながら、yomyomの第2号が出ている。
今回の表紙は、暖冬ゆえに余計まぶしい純白なり。
なぜかというと、今回はソフトバンク・モバイルとのコラボだからです。
手には取ったものの、すぐに戻した。

2007年3月 5日 (月)

この切なさは...

小泉今日子が、山田詠美の新作『無銭優雅』について書いている。
例によって、本よみうり堂の書評こちらです。

で、少し前に三年坂の蔦屋書店で見かけたときの第一印象が
すこぶる悪かった本書。なぜか?
そうです、装丁です。
あまりに安っぽい。これって、わざとですか?
タイポグラフィも手触りもあまりにチープ(ほめ言葉ではない方)。
やい、幻冬舎、君は何を考えていないんだね?

日本語に「?」はありません。大学で比較文学の小玉先生に習った。

それから、小泉の書評についての批評。
なんだろう、この切なさは。
ぜんぜん「ビバ、40代!」が伝わってこない。
それは、当方の心持のせいだろうか。

日本語に「!」もありません。

2007年3月 4日 (日)

「今夜は集会。ゼームス、トリコそしてキスウ」

第43号をお届けします。
正確には転載です。
こちらも計らずも、話題は集会。
シンガポールでは、集会に対する規制がかなり厳しいらしい。
日本は、今のところ大丈夫だけど...

Mtg_2 「今夜は集会。ゼームス、トリコそしてキスウ」


夜帰って窓を開けて庭を眺めるのは習慣になっている。
ネコが、来ている時もあるし窓を開ける音でやってくる時もある。
何も起こらないことの方がもちろん多い。
この日はおお、塀の上に白いネコがいる。懐中電灯を向けるおお、マイキも来てるな。
そう思ってカメラを取り出して、さらによく見るともう1匹いる様子。
おや、今夜は集会ですか。暖かい夜だしね。
それにしてもこんなにくっついてかたまっているのは珍しいな。
白いネコはピンクの首輪から42号のキスウだとわかる。
向こうむいてて眼がみえないのが残念だけど、
夜間ストロボ撮影なので写らないから一緒か。
左端の茶トラ(?)は新顔だ。
体毛が夜の闇に溶け込んで光をあてないと、ぼんやりとも見えない。
とても地味ぃな感じなのでゼームスと命名。大田区の大井町にそういう地名もある。
印刷会社があって出張校正によく行ったものだ。
浅草の花やしき(Wikipediaには、山田奈緒子がマジックを披露していた!とありましたが…。)のアトラクションのキャラにもそういうのがいて、
そのネーミングのセンスに感心したことがある。
そういう訳で、君は今日からゼームスだ。
地味だっていいじゃないか!気にしないように。
真ん中は、マイキだと思っていたら、おっと違った!
おお、名前つけなきゃ!眼ぱっちりな美人ネコでお行儀もいいね。
三毛ネコということでマイキにしたんだったな、何にしようか。
3色だからトリコロールでトリコ! お、いいじゃん! そうしよう。
君は今日からトリコだからね、呼ばれたら返事するように。
ニューフェイスのトリオだ。今日の議題はなんだったのかしらん。

Mtg_3
会議が終わって(というより途中だったのかも)
軽食を取っているところ。
ゼームスは次の予定があるらしく、
そこそこに帰って行った。

●このメルマガは、とにかく52号まではね、な男の庭を中心に2、3軒のご近所を縄張り・通り道にしているノラ猫(ベネツィアでは自由猫とも、また最近ではTNR運動がらみで地域ネコとも呼ばれている)達と、花粉症で鼻が壊れてしまい鼻水がとまらない男の一方的な交流を綴ったものです。
ご迷惑かもしれませんが、ま、見てやってください。

ウォールズ・アンド・ブリッジズ

昨夜、熊本市現代美術館 アートロフトで開催された
西井辰朗後援会の総決起大会に出席。
なんと、二日連続でCAMKに。

衆議院議員の松野頼久氏と、県議の大西一史氏が激励。
というか、こじんまりした会なので、力の入れ方がむずかしかっただろう。
松野氏の言葉の中に、
自分たちが20代のころ、立候補予定者の公開討論会など、考える者はいなかった。
今の若者の方が、よっぽど政治的だ、というのがあった(大意です)。
西井君は、大学で学生自治会長をやっていて、
その流れでというか、子飼商店街を通じたまちおこし運動に携わり、
途中、守旧勢力と衝突して挫折したらしい。
その辺の活動は、NPOブリッジに詳しい。

市議会議員の仕事が、まちづくり運動の延長で済むのかという
危惧はあるのだが、そこらは大西県議が多分、忠告したことであろう。
しかし、まちづくりボランティアの先でぶつかってしまった政治の壁。
そこを突破しなければ先には行けぬと感じたんだから。

計らずも、応援者である若者が、そういうことを言ってたな。
多分学園祭とかそういう乗りなのだろう。
それでいいと思う。
選挙運動だけれど、就職活動。

どこに就職するかではなく、そこでどんな仕事をしたいか。
何のために誰のために働くのか。
そこが大事な押さえどころですね。

1980年生まれ、26歳。公式サイトはこちら

2007年3月 3日 (土)

ARSとはチカラなり。

遅ればせながら昨日「ARS KUMAMOTO アルス・クマモト-熊本力の現在-」展(明日4日日曜日まで)に行ってきた。
熊本市現代美術館は、略称CAMKといって、「キャンク」と発音するらしいが、
私は以前「キャムケイ」の方がかっこいいと主張したことがある。
いま思いついたが、なまって「カンケイ」はどうだ!

それはそうと、迫力ありました。圧倒されました。
全部が全部とは言わないけれど、
熊本もすごいんだとわかった。
「も」というのは、他県にもすごい人はいるだろうからです。

二子石義之氏、上村隆一氏は大津高校美術部の先輩。
長野良市氏は、美術部ではなかったけど高校の後輩。
大学も同窓だけど、「(在学時キャンパスで会ったとき)先輩冷たかったですね」
と後に言われたことを今も気にしているわたくし。
いずれにせよ、私自身は何をも成し遂げていないなあ。

鶴田一郎氏は、ノエビア化粧品のポスター等で有名で、
あまりにも売れているために、つまらないものに思えていた。
のだが、その原画を見て驚いた、というかほんとに素晴らしかった。
切れ長の目に特長がある美人画としか捉えていなかったのだが、
いやあ、その妖艶さの一端にしか触れていなかったんですね、これまで。

「モバイル・ジェンダー」持ち運べる社会的性差。なに、それ?

Eternity_1936_26056323 雑誌の男性向け広告で
「携帯電話並みの小型折りたたみ式モバイルレーザー脱毛器」というのを見た生井英考・共立女子大教授(映像史、アメリカ研究)が
3月1日付の読売新聞「デザイン季評」にこう書いている。
(写真は参考です)

「「モバイル」というと、いきなりパソコンやIT端末のイメージが浮かぶのが現代だ。
それもパソコンを持ち運ぶキャリアウーマンだって大勢いるはずなのに、
モバイル端末というとコマーシャルでも描かれるのは
決まってエリートふうの紋切り型な男たちばかり。
しかし裏返していえばこれは男女を分かつデザイン上の性差が
いまや機能(=実体)ではなくイメージ(=通念)の領域にしか
存在しなくなっているということの証しなのである」

もうかなり前だけど、
缶コーヒーのCMには、おじさんしか出ないと書いたことがあって、
それが現在もそれほど変わってはいないのは、
ジョージアの渡哲也、木村拓哉の古色蒼然ジェンダーぶりを見れば
ファイアーを見るより明らか。
しかし、ワンダの仲間由紀恵に見られるように、
男性を激励する女性が、決まりきったように出てくるパターンもある。
おっと、デザイン上の性差が、CMキャラの話になった。

教授の指摘は、女性用は、バーコードリーダーみたいな実用的デザインなのに、
男性用はどうして使いにくそうな折りたたみ式なのだ、ということなのでした。
つまりだな、もう半回転すると、
イメージの領域はいずれ機能に取って代わられる。
それは、熊本県知事が推奨するユニバーサルデザインに至るものかもしれない。

ただ、世間にはイメージとしての性差(=ジェンダー)にこだわる人がいて、
風前の灯の在任期間に憲法改正をしなくちゃいけないので、
最近はそういう話題が出てこないが、安倍首相は、その急先鋒である。

ああ、話がねじれて来た。
明日のために(というか、もうきょうだけど)もう寝よう!

« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »