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読みたい本だな

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2005年4月の3件の記事

2005年4月25日 (月)

「考えるヒット」を読んで・上~10?/?/1998・k283

 今どきの流行歌について行けない。どこがいいのかわからない。あんなワケのわからない歌じゃなくて、昔は良い曲があった等々。確かに「一理はあるよな」とは思うのだが、長い人生の中で俗に言う、ヒット曲に夢中になる年頃というのは、誰にとってもある一時期に過ぎないのではないか。

 そういう意味では近田春夫氏が今、「ヒット曲について考える」という週刊文春の連載を引き受けたのは、並の音楽ファンではなかったからであろう。もともとは、氏自身がミュージシャンでもあるので、サウンドについてはかなり専門的な言及がなされるのだが、わかった気になってしまうのは文章のノリの良さのせいだろうか。ただ、CDを聞きたくさせる有無を言わせぬ賛辞も多いが、何となく聞いた気にさせられる危険もあわせ持つところは弱みかもしれないが。

 たとえば自分の娘や息子の考えていることがわからないと、なかば腹立ちまぎれに嘆くお父さん。娘や息子の聞いているCDは誰の曲かを確認したら、この本の近田春夫氏の文章を読んでみて下さい。いや別にそこまでしなくてもただ無心に読むことによっても1998年の日本がどういう文化状況にあるのかが良くわかるはずです。

「考えるヒット」を読んで・下~10?/?/1998・k282

 たとえば最近では小泉純一郎元厚相も熱狂的なファンであると公言したX JAPANについて近田氏はこう語る。「X JAPANが、何を売り物にしたか、の話である。私はひとことで言うと、それは「命懸け」だったのではないか、と考える。」この前後も重要ではあるが、この部分だけからも近田氏の感性の豊かさと、パターン認識を短いフレーズに凝縮させるソングライターとしての才能が読み取れる。

「小室哲哉の曲は週刊誌 続きを早く聞きたい!」という文章も収められているが、私にとっては、この「考えるヒット」こそ、早く次が読みたいという気にさせられる連載である、今も。そしてこれまで発表されたものをまとめた本書は、陳腐な言い方だが、大全集の趣があり、評価がまちまちになるところも、かえって冷凍保存みたいで鮮度を保つ効果があるようだ。

 ナンシー関との対談-紅白歌合戦大改革試案の項はオマケの収録だが、紅白自体がヒット曲と無関係になっているのだから、この本には不似合いだと思う。しかし、「まえがきにかえて」と「あとがきにかえて」は必読に値する。それぞれに文章のトーンを変えて、誰のと指摘できるほどの素養は私には残念ながらないが、明らかにある種のパロディとなっている。と考えずに素直に受け止めるべきかもしれないが。

 それにしてもヒット曲を分析することはできても、曲をヒットさせるのは計算通りに行かない。でも波に乗りさえすれば連続ヒットしてしまう。奥が深いと言うべきか底が浅いと言うべきか、確かに私の興味も尽きない。

              近田春夫著 文藝春秋刊

Then and Now:平成10年度の合志町第3回図書館まつりの公募。作品集に収録された。
当時は、原稿用紙に手書きだったので、一発録りのライヴ感がある。推敲はするものの、何回もの書き直しは、面倒なのでやっていない。その代わり集中しているとも言えるか。鋭い指摘は近田氏のものだが、小泉首相と、X JAPANの共通点について、計らずも係わりを見出していた自分がうれしい。

2005年4月21日 (木)

卒業を間近にして~3/28/1968・k281

 ぼくは、6年間あきもせず学校に通ったなと思う。春・夏・秋・冬を6回もくりかえしたわけだ。でもまだ学校にいかなければならない。
 それは、ぼくの希望をはたすのに必要なことだからだ。その希望とは、世界中の人によろこんでもらえるまんが映画をつくることだ。
 東映動画や虫プロやディズニーの映画にまけないものをつくるためにも、いろいろのことを勉強しなければいけないと思う。
 だからこれから、くるしいことがあろうとも学校へ通おう。

Then and Now:小学6年生の卒業文集に寄せたもの。確かに、学校には、ほとんど休まず通ったな。十分、勉強をしたとは言えないけれど。アニメという言葉を知っていたはずなのに、なぜか「まんが映画」としているのは、アニメでは解説が要ると考えたのかもしれない。
 いずれにしても、ほどなく、アニメに興味を失くしたのだった。何でだろう。

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