2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック

untitled

読みたい本だな

  • 読みたい本だな
無料ブログはココログ

« 週刊クンタキンヤ~1/12/2002・k271 | トップページ | 聞こえる「戦後政治の語り部」の声~5/22/2004 ・k273 »

2005年1月29日 (土)

そこにはただ風が吹いているだけ~1/14/2002・k272

 日本の警察官が、安全保障上危険な、中国要人を失脚させるために中国に単身乗り込み、海上自衛隊の潜水艦で救出される、という荒唐無稽な話の底に、情報社会の不気味さがある。

 敵と味方の区別がつけにくいのは、そこに歴史という時間の流れが絡んできて、それぞれの立場が、そよ風にゆれるモビールのように入れ替わるからだ。

 しかし、それも事が身近に及べば、話はまったく違ってくる。守るべき家族を襲撃され、部下を殺害された主人公、峰岸智之44歳、体重80kg。利用していたつもりが操られていた、と思っていたら、実はアレがこうして、コレがそうならなくての権謀術数と疑心暗鬼の数々。
 それでもやっぱり、信頼が絆であると信じていたい。だがそれも...

 読後、自分には何のやましい所もないと思っていた人でも、尾行されていないか、つい後ろを振り返ってしまいそうになるだろう。

      『ZERO』
        麻生幾著 幻冬舎刊
         上巻1800円 下巻1900円

Then and Now : タイトルは、シューベルツのヒット曲「風」の一節です。作詞は北山修。いま思い浮かべると、あまりの牧歌調にびっくりする。時代であった。人口が少なかったせいだろうか。しかし、団塊の世代の青春でもある。いつも背伸びをして、そういう兄貴姉貴の聞く歌を聞いていた気がする。
とはいえ、気持ち的にも、ぴったりに感じられたものだ。2007年には、その団塊の世代の退職がピークとなるらしい。
熊本日日新聞「私の3つ星」不採用。

« 週刊クンタキンヤ~1/12/2002・k271 | トップページ | 聞こえる「戦後政治の語り部」の声~5/22/2004 ・k273 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/148347/6634752

この記事へのトラックバック一覧です: そこにはただ風が吹いているだけ~1/14/2002・k272:

« 週刊クンタキンヤ~1/12/2002・k271 | トップページ | 聞こえる「戦後政治の語り部」の声~5/22/2004 ・k273 »