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2004年11月20日 (土)

響子のポートレート~9/2/2001・k233

 響子は、ハイクラスな女性誌の編集者。既婚、娘・義母同居の生活はまあ順調に行っている。それが、ひょんなことで、キプロス島に観光記事の取材に行くことになり、ガイド兼カメラマン役で檜山が同行する。

『マディソン郡の橋』を思わせる二人の組合せ。しかしキプロスは、歴史ある風光明媚なだけの土地ではなく、政治的には南北に分断され、トルコとギリシャが常ににらみ合っている状態。国民にも緊張が影を落とす中、ロシアン・マフィアも勢力を伸ばしてきていて、ジェームズ・ボンドが活躍しそうな設定である。

 ヒロインの響子は仕事熱心で生真面目すぎて、心身ともに欲求不満を抱えこんでいる様子がさりげなく描かれていて、善良だがちょっと得体の知れない部分もある檜山に、反発しながらも惹かれていく。
 ラストの写真展に出てくる響子のポートレートは、文章から鮮やかに浮びあがり、本当に美しかった。

      『インコは戻ってきたか』
         篠田節子著 集英社刊 1800円

Then and Now : 平成13年9月9日付熊本日日新聞「私の3つ星」掲載。篠田さん自身が美しい人なので、読んでいて響子のイメージと重なってしまう。ドライではないが、ベタッとしていないラブ・ストーリーを書けるのは、彼女を置いて他にない、と言い切るほど、本を読んでるわけではないですが。
ラブ・シーンは、短いがゆえに切実さが感じられて、わたくし的にはR指定。

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