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2004年6月16日 (水)

映画は小説の想像力を借り、小説は映画を模倣する~3/20/2000

 この小説には、自衛隊のミサイル護衛艦、日米防衛協力問題や究極の生物化学兵器、北朝鮮の工作員などなど、新鮮な素材が惜しみなく使われ料理されている。手に取っただけで、胃にもたれそう、という大長編である。

 でも何でも食べてみなくてはわからない。海上自衛隊の隊員に始まり、防衛庁のお役人や政府首脳まで数多くの登場人物が際立つ個性で描かれていて、むずかしい設定が消化されやすく作られている。

 テレビのニュースだけで、世界がわかったような気になっている怠惰な国民への警告という側面もないわけではないが、そこは娯楽作品、細かい仕掛も後でひとつにつながってくるし、物語の展開も次々に意表を突いてくる。

 アクション場面のたたみ込み方は、洋画の名場面を思い起こさせ、映像を見るリアルさが感じられる。そのとき、ふと思う。映画は小説の想像力を借り、小説は映画を模倣する、と。

           『亡国のイージス』
              福井晴敏著 講談社刊 2300円

Then and Now : 平成12年3月26日付熊本日日新聞「私の三つ星」掲載。最後の一行を思いついたとき、我ながら、身体が震えた。頭から書いて行って、料理を引き合いに出したのも成行き、最後まで突っ走ってから、推敲するという文章の書き方が基本パターンである。
 書き始めたときには思いも寄らなかった言葉が、ひらめいたりするから、やめられない。それにしても、この本はホントにヘビイで、400字にまとめるのに苦労した。うまく行ったとは、さすがに言えないけど、表現することの喜びに改めて目覚めたのでした。

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