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2004年2月15日 (日)

議員の世襲を問う前に

 二世、三世議員の是非が今回の衆院選でも話題になっている。しかし、それは議員という職業をあまりにも特別視しているように私には思える。子は親の背中を見て育ち、親と同じ職業を選ぶことで本来何も非難される筋合いではない。ところが、政治家は選挙で選ばれるためか、打算と見なされる傾向にあるようだ。
 先日、本紙「潮流」に木部尚志氏が「いま政治教育が必要」という文章を寄せられていたが、政治の世界で世襲が目立つのは、政治を学ぶことを教育から遠ざけてきたために、政治を志す若者が少なくなったためではないか。もちろん選挙で勝つには多額の資金と、洗練された戦術が必要だから、ぽっと出の新人が当選することは難しい。だがそれ以前に、一般的に政治はダーティーなものとして、我が子には出来れば就かせたくない職業と世の親が考えている節があるように思う。 
 汚い仕事はよその子に回して、自分たちは上澄みを掠め取ることだけを私達は考えてきたのではないか。そのための費用として、多額のお金が政治家に集まることを暗黙の内に許してきた。議員の世襲を問題視する前に、政治について、自分たちで責任を取る覚悟を決めることこそ必要だと思う。
                     (10/19/2003)

コメント:熊本日日新聞「読者のひろば」平成15年10月26日付に掲載された。 

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